プチ同窓会プロデュース | 自主見学

プチ同窓会プロデュース

数日間実家に行ってました。


実家に着いて、1日はぼんやり過ごしてたのです。

ま、ソバ食べたり、うなぎ食べたり、それはそれで良い 「実家での夏休み」 だったんです。

そんな中、ふと、ホントに急に小学校時代の友に会いたくなったのね。


たまに拭くくらいであまり開かない卒業アルバムなんかを引っ張り出してみる。

開いてみると、懐かしい顔がキラキラ笑ってんの。


5年前、タイミングが合わず参加しなかった地元の成人式。

そこで「へいへい~!久しぶり~!」って挨拶を交わすはずだった友人達の顔。顔。顔。


そこでスイッチが入ったんです。

こりゃ会うっきゃない、と。


「思い立ったが吉日作戦」 決行。

帰郷のついでだし、とプチ同窓会を一人で企画。


思い立ったのが日曜日で月曜日の夜に会を開くとなるとなんだか無理っぽい。

けどね、結局10人懐かしい顔が集まったんですよ。幸せこの上なし。



何をしたかというと、小学校の卒業アルバムの住所録をみながら、実家に電話をかけまくっただけ。

極めてシンプル、小細工なし。



営業マンやっててよかったな~、と思いました。

4月から鍛えてきたメンタルタフネスのお蔭で、100件近く電話をかけてもヘッチャラ。おじいちゃんが電話に出て、「ん~?○○?○○はいないよ~。はいごめんね~」、で、ガチャッ!なんてのもあったけど普段の営業で似たような経験もしてたし、特に凹まず連続電話掛け。



とにかく10人が集まったわけです。

仲が良かった人、ほとんど話した記憶がない人。

懐かしくて懐かしくて、一人ひとりが場に登場するたびに泣きそうになりました、ほんと。



中学校も一緒だったから、空白期間は大体みんな10年。

それぞれ子供がいたり、小学校時代の夢とは別のフィールドで活き活き働いてたり、僕の会社と取引がある会社に勤めていたり、、、(酒を注がれて恐縮)。



19時から飲み始めて0時まで。

昔話から職場の愚痴、結婚の話まで、話題が尽きることは一瞬だってなかったですね。当時は飲む気配もなかった酒っちゅう良質な毒物を身体に巡らせながら、10年分を語った10人。


あっという間の5時間は、なんだか夢みたいな時間で、

子供がいたり次の日仕事があったりで0時でお開きになったけど、

またこんな会があったらいいよね、という想いを共有できたし、

実際に 「集めてくれてありがとう」 なんて言ってくれる人もいたので、

僕の突然の欲求 「みんなに会いたい」 は間違いじゃなかったんだなぁとシミジミ空を見上げそうになったのです。

涙がこぼれないように。



なんて、実際はそんな感傷的になったりしないのだけど、

絶対に、まあ100%という数字を出していいくらいの勢いで第二回プチ同窓会を開くつもりだし、その際に再会するであろう友人の顔を思い浮かべると理由もなくグッときたりするわけで、やっぱり少しだけシミジミ空を見上げたくなるのです。

涙がこぼれないように。



ああ、思いつきは思いつきのままにしちゃいかんですね。

思いつきは企画に、企画は大胆に実行へ、

実行は結果を生み、結果は新しい思いつきを生む。

なんて。


とにかく、また 「思い立ったが吉日作戦」 を決行する日は遠くないです。