ダチョウに乗って
夢を見た。
久しぶりの冒険ストーリー。
ダチョウに乗って移動してた。
夢全体を包んでいた雰囲気は「危険」と「爽快感」。
いや~、楽しかった。
砂埃を巻き上げながら、人ごみをぬいながらダチョウで疾走。
僕の後ろには女性が一人乗っていたんです。
ダチョウに二人乗りです。人生初。夢初。
二人で逃走中だったみたい。(ストーリーは主人公の僕も良く分かっていない。ひたすら危険のニオイから逃げるために走る、走る、そして走る。)
夢の中では疑問に思うことって少ないですね。
何があっても受け入れるっていうか、流すっていうか。
すべてが本物。
すべてが真実。
ルールはすべて夢の中。
僕ら二人はダチョウに乗って (というか、しがみ付いて) ひたすら目的の町に向かっていた。
目的地に何があるかは知らないけれど。
そして、颯爽と走ってるときに目が覚める。
なんて中途半端な夢だ! モニターの電源を落としたのは誰だ!
目覚まし時計だ。本当に叩き割りたくなりますね。こういうときの目覚まし時計って。本当に鳴って欲しいときには小さく鳴るくせに(←音量なんて変わってない。僕が爆睡してるだけです)
起床した直後、ぼんやりした脳、海馬が上手く働かない。
細切れになった夢の断片を拾い集めていると、ふと疑問に思う。
なぜダチョウを選んだの!?
と。
もっと安定した乗り物が周りにあったはずですよ。
車とか近くにあった気がするし。
小さい不安定な背中に無理やり二人乗りしてまで、なぜダチョウを選ぶか。
夢の中での自分の選択に異議ありですよ。
ダチョウには人生で一度は乗ってみたいけどさ。
ああ!こういう意識下の想いが僕の「ダチョウで逃走しちゃえ!」という大胆な決断につながったわけ!?そうなのか?だとしたら、なるほどねー、ですよ。
朝方の夢は、人生での夢を思い出させてくれるのか。なんて朝焼けを眺めながらコーヒー片手に呟くのでした。(←朝焼けとコーヒーは文字だけの友情出演)