ぱーてぃードラム | 自主見学

ぱーてぃードラム

昨晩久しぶりにドラムを叩きましたー。やっぱりドラムは楽しいですね。最近はもっぱらハンド・ドラム(ジャンベ、ボンゴなど)だけだったから感動。


はじまりは夕方7時(7時は明るくて夜って気がしないんです)。


夕食を仕入れるついでに、スーパーの近くに住んでるベネズエラ人のジョンの家を訪ねました。


広い!家賃・月200ドル(2万円ちょい)!電気代その他、全部込み!僕も引っ越せばよかったと後悔の波。寮に3年住んじゃいました。あはは。やりきれん。


20分くらい話して帰ろうと思ってました。宿題とか期末の準備もあるし。そしたら、彼が秒速でビールをオファー。おいおい、飲んじゃうの?もう、じゃ、1本だけだよぉ。


っつって、気づいたら真夜中でした。なんなんだよぉ、時間ってば。いつもながら光陰は矢のごとしだなぁ。「矢」っつってもこれは早過ぎるだろー。いい加減にしてほしい。


テーブルに仰々しく並んでる空缶の数も半端ないです。15,6本はあります。誰だよ、「一本だけだよぉ」なんて言ってたのは。はい。間違いなく僕。余裕で7,8本は飲んでました。


そんなわけで、あっという間の5時間。何を話していたのか。卒業間近なのに、意外とベネズエラの話を聞いてなかったし、日本のことも話してなかったから、「お国話」に終始しました。「昨晩」という曖昧な時間を公式で表しますと、「お互いの偏見などを取り除く作業+国での面白い話=国の理解深まり、爆笑のあと友情深まり、将来訪ねあってお互いの国で飲もうな、おい」です。意外と簡単な公式。


その後、またノコノコと町で唯一のクラブに出かける。クラブっつっても東京とかにある、若者しか受け入れません!的な雰囲気ではなくて、町にひとつだもんで「みんなで楽しもうじゃないか、老いも若きも」的な雰囲気。あっとほ~む。


クラブに付き物なのがアフター・パーティー。

パーティー後のパーティー。クラブから真っ直ぐ家に帰るなんて野暮なこと言わないで友達の家で飲み続けましょうよ、というコンセプト。


そしてなんと!僕らが行ったアフター・パーティー会場(普通の家)の地下にドラムセットがあったわけですよー。そしてギタリスト2人がいて、数人のドラマーが入れ替わりでドラムを叩いてる。見てて、むずむずしてくる。「ああ、そこは、そんなことしないで、もっとシンプルに!」とか心の中で叫んでました。


しばらく叩いてないからドラムセットの感覚が8割消えているけど、むずむず。


自己満足全開の高校生が叩いてるときに「むずむず」がピークに達しました。高校生に「ちょっといい?2、3分だけ叩かせて♪」と半ば強引にドラムの前に座わる。一曲だけのつもりで。


結局1時間くらい叩いてました。1階からもドンドンと人が降りてきて、僕ら(ギタリストと僕)を遠巻きに見ている。「おいおいおい、あのアジア人、何者?!」っていうそんな視線が快感です。僕の腕や足はまだ完全に錆び付いてはいないみたい。そんな興奮の演奏(主にブルース)は突然終わりを告げる。


警察が来ました。


どははは。音が大き過ぎたらしいですね。近所の人が通報♪


主に僕が悪いわけ?ドラム担当の僕ですか?警察は地下まで降りて来なかったけど、1階部分で飲んでた家主は「disturbing the peace(平和を乱したぜ、君ら)」ってことでチケットをもらってました。$70なり。


平和を乱したのは地下で演奏してた僕らであって、上でちょっとハシャイでた彼らではない。ごめんよー。でも本当に楽しかった。また来たいけど、来週卒業なんだよね。これまた寂しい。昨晩のギタリストともっと早く出会ってればなぁ。残念。


それにしても警察て。うはははは。←反省度はゼロ。むしろマイナス。